「エアコンの送風ファンを自分で掃除したいけど大丈夫だろうか」
このページは送風ファン、メーカーによってはクロスフローファンやシロッコファンとも呼ばれる部位を自分で掃除してみたい人に向けて書きました。
そういう私も購入してから12年経って初めて送風ファンの汚れが気になり、業者に頼むよりは自分でやって安く済ませようと送風ファン用のスプレータイプの洗浄剤や100均の道具を使って掃除をしてみました。
エアコンの分解まではしていません。
結果は途中で断念しました。
送風ファンの汚れはそれなりに取れましたが、取りきることができませんでした。
このページではエアコンを分解せずに送風ファンを掃除し、どこまでできたかを紹介します。
目次
私のエアコン
こちらが私のエアコンです。
パナソニックのCS-28RKX,お掃除ロボット機能付きです。
これが掃除前の内部の様子です。
エアコンの底は何とか拭けるのですが、送風ファンの掃除は大変です。
黒いスポンジのようなものが床に落ちていて拾っても拾っても落ちていたので、エアコンを疑ったことでこんな状態になっていることに気づきました。
ケース内部の汚れにむらがあるのは以前に拭いたからです。
今回のエアコン掃除の流れ
全部で3時間近くかかりました。
十分にきれいできませんでしたがそこでやめました。
それぞれの工程の所要時間はストップウォッチで測ったわけではないので目安程度にしてください。
工程が頭に入っていて迷いなくできるのであればもっと短くなると思います
- エアコンや床の養生 10分
- 洗浄ムースの吹き付け 10分
- 汚れが浮き上がるのを待機 30分
- リンスで洗浄剤を落とす 5分
- 蓄圧スプレーを使い水で洗浄剤を落とす 5分
- エアコンの養生ビニールを交換 10分
- 2回目 蓄圧スプレーを使い水で洗浄 5分
- 2回目エアコンの養生ビニールを交換 10分
- スキマブラシ、スキマ棒でファンを磨く5分
- ファンファンや雑巾でゴミを除去 5分
- 換気機能で1分乾燥
- 2回目 ファンファンや雑巾でゴミを除去 5分
- 暖房にして30分乾燥
- エアコンと床の養生を取り周囲の掃除 10分
準備したもの
- エアコン送風ファン洗浄剤 くうきれい
- 洗剤とそれを洗い落とすためのリンスと養生用のビニールがついたものです。
- ロングノズル 蓄圧式スプレー 2L
- 上のリンスだけでは洗剤を落とすのに足りないそうなので水洗い用に準備しました。
- エアコン専用ブラシ ファンファン
- 送風ファンを掃除するためのものではないですがほしくなって購入。これは便利なアイテム。
- スキマブラシ ダイソー
- 送風ファン掃除用ではないですがダイソーで購入。今回の規模の掃除には向いてなかったです。
- スキマ棒 ダイソー
- パッケージにエアコンの絵が描いてあったので期待して購入しましたが、送風ファンのスキマに入るように設計されていないようです。
- クリーナーシート
- スキマ棒に巻きつける為に購入
- 養生テープ
- エアコンや壁からはがしやすいようにガムテープではなく粘着力の弱い養生テープにしました。
- 45リットルゴミ袋
- エアコンの養生に使います
- その他
- ナイロン手袋、雑巾、新聞
これだけ準備して6,000円くらいですかね。
送風ファン掃除
養生
私が買ったくうきれい2個セットには養生シートがついてたのでそれを使いました。
養生シートといっても両面テープがついているビニール袋でなのでゴミ袋と養生テープでも代用できます。
写真では白の養生テープを使っているのでやや見にくいかと思います。
養生テープというのはガムテープや紙テープではなく、粘着力の弱い物です。ガムテープを貼ってしまうと壁紙がはがれてしまいますからね。
エアコンのコンセントも抜いておきましょう。
エアコンの下には新聞紙などを敷きましょう。
送風ファンに洗浄ムースをかける 10分
送風ファンめがけてくうきれいを吹き付けていきます。
ムース状になっているのですぐ膨らんで、奥がよく見えなくなります。
そしてムースがドローっと落ちてきます。
くうきれいをかけてもゆっくりと落ちてきます。
割りばしかなんかで送風ファンを回しながら、ファン全体にくうきれいがかかるようにします。
くうきれいはエアコン1個掃除するのにちょうどいい量でした。
汚れが浮き出るのを30分待つ
最初は黒いものが混じる程度だった泡も30分待つと茶色くなってきます。
ひえ~~っ
養生ビニールの底はこんな感じです。
汚れをたっぷりと吸収?し真っ黒になっています。
しかし、ここまでは特に難しいところはありません。問題はこの後です。
リンスで洗浄
汚れはおそらく分解されたのでしょうが、ここから泡だらけになったエアコンをきれいにする必要があります。
くうきれいのリンスを使います。
ちなみにリンスには洗浄液という意味があるそうです。
リンスを吹きかけると確かに泡状になっている洗浄薬はただの液体になってぼとぼとと養生ビニールの中に落ちていきます。
苦戦する水での洗浄
くうきれいについているリンスだけでは泡も汚れもきれいに落ちないので蓄圧式スプレーに水を入れてピュッピュッと吹きかけていきます。
その水は養生ビニールに溜まっていくんですね。
汚れた水は全部養生ビニールにたまるわけではなく、ビニールの端などから直接床に垂れます。
またスプレーのノズルのところから少し水がもれて自分の腕も結構濡れます。
養生していても結構 水は床に落ちるのです。
500ccくらい養生ビニールの中に汚れた水が溜まったところで養生ビニールがビリっと音を立ててはがれ始めます。
すると作業を中断して汚れた水の入った養生ビニールを壁からはがして捨てに行くわけです。
その間も汚れた水滴はエアコンから滴り落ちます。
汚れた水を捨ててあわててもどり、今度は45リットルのごみ袋でエアコン周りを養生します。
500ccくらいの水で汚れがごっそりと落ちてくれるのであれば、何サイクルが頑張るのですが見た所まだまだ汚れは残っていました。
妻から「もし失敗して汚れた水が床に飛び散ったら嫌だからもうやめてほしい。」
と言われました。
私も先が見えなかったので、水でスプレーして汚れを落とすのは断念しました。
送風ファンを直接拭くのは失敗
最後にダイソーで買ったスキマスティックとスキマ棒で送風ファンの掃除を試みました。
スキマスティックは送風ファンの隙間に入りましたが。小さいこともありすぐ汚れで一杯になってしまいとても5本程度では送風ファンがきれいになりそうにありませんでした。
スキマ棒は先ほども書きましたが送風ファンの間に入りませんでした。
送風ファンの汚れはすさまじかったです。丸い形をしているので一面だけ洗っても意味がないので、ある程度洗ったら回転させて洗うのですが、回転させたら埃の塊がぼとぼと 次から次へと落ちてきました。
送風ファンの下の面がゴミだらけになるのですがこれをきれいにするのにエアコン専用スポンジのファンファンはとても有効でした。
洗った分だけきれいにはなったのでしょう。
汚れもごっそり残っているのはわかっていましたがここでやめることにしました。
乾燥
最後に換気モードにして乾燥させます。
この時に送風ファンに残っているゴミが吹き出されるので気を付けましょう。
まとめ
エアコンの送風ファンの汚れは気になりますよね。
カビやらアレルギー物質やらが含まれてそうな空気を吸うのって怖いですものね。
今回、エアコンの送風ファンの掃除を自分でやってみてわかりましたが大変です。
自分は興味もあったので自分でやってみましたが、きれいにすることはできませんでした。
なのでよほど時間に余裕のある人ではない限り業者にやってもらった方がいいと思います。
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