自分はどれくらい重い?潔癖症のあるある37個

黴菌から身を守る潔癖症の男性 生き方

「自分が潔癖症かどうか知りたい。」
「自分はどれくらい重い潔癖症かチェックしたい。」

この記事はそういう人に向けて書きました。

そういう私の母は重度の潔癖症です。
私が小学生の頃に潔癖症になり現在も続いているので、30年以上のキャリアを持っています。

母からすると人も物も金も空気も汚いものだらけで、常に目に見えない細菌と闘っています。

それなのに気にならないものは別に汚くないわけで、いい加減なものです。
見方一つで世界は変わることを痛感させられます。

この記事ではそんな母の潔癖症の症状を紹介していきます。

重度の潔癖症になると生活が支配されてしまいます。
そうならないように反面教師にしてください。

家の外の汚いもの あるある

ものを借りられない

人の物は汚いので借りることができません。
どうしても借りなければならない、学校の本などは家の中では触らないようにしていました。

お金は汚い

お金は皆が触るものなので汚いですよね。
家の中でお金を触ると必ず手を洗わされました。

今はクレジットカードやキャッシュレスの時代なので母には生きやすいと思います。

乗り物は己の力でバランスを保つ

潔癖症なので捕まらずに乗り物に乗る女性

吊革、手すり、イス、 母は乗り物ではだれの力も借りません。
どんなに揺れても己の力でバランスを取ろうとします。

指一本で押す

人が触るところは基本指一本で押します。
ドア、あらゆるスイッチ類 指一本で済むものはそれで済まします。

エスカレーターの手すりは持たない

手すりをつかんでエスカレーターに乗るとよく怒られました。

地面に座らない・寝ない

地面は汚い所です、公園のベンチには座りません。
私も体育の授業があった日は体育館で座ったか、寝転んだかどうか確認されました。

運動会の時は皆が地面に敷物を敷いてお弁当を食べますが、今日は特別ということで片膝立ちでした。

たまに地面に物を落としたときに、親切に拾ってくれる人がいますが、母にすれば有難迷惑です。
捨てて差支えのないものであれば諦めます。

外泊できない

いろんな人が使っているホテルのベッド

どんなにきれいに見えてもホテルの寝具はいろんな人が使っている汚いものと考えるので外泊ができず行動範囲が狭まります。

温泉には入らない

温泉はいろんな人が入るところなのでまあわかります。

海やプールは汚い

海やプールでは誰かがおしっこをしている可能性があるので帰宅するなり風呂に入ります。

椅子には触らない

イスは人のお尻が触れるところなので、特にお尻をつける面には絶対触ってはいけませんでした。

清掃員はかわす

潔癖症ゆえに距離を取られる掃除のおばさん

清掃員などが掃除していると、大きく距離を取ります。
5メートルくらいです。

一緒に歩いていると母から掃除のおばちゃんがいるから気をつけろと指示が飛んできます。

トイレは洋式より和式派

洋式は便座に座らなければならないので、和式を好みます。

トイレで会社を選ぶ

会社のトイレ

トイレは死活事項なので会社を選ぶ際の基準になります。

面接では必ずトイレをチェックします。トイレが汚かったり狭かったりすると断ってしまいます。
昔は和式も多かったですが最近は洋式が主流なので大変です。

トイレで化粧を直すのは汚い

トイレは汚い所です。化粧をトイレで直して手も洗わずに出ていく人を見て汚いと思っています。

靴を脱いで上がる場所は汚い

子供の屋内遊技場や学校、レストランの座敷席など靴を脱いで上がる場所には基本的にいきません。

蛇口は汚い

手を洗う時には蛇口をひねりますよね。
その瞬間に蛇口は汚れます。

手を洗い終わると蛇口を締めます。

するとまた汚い所を触ることになるので、蛇口を締める前に水をじゃぶじゃぶと蛇口にかけ、指を折り曲げ、第2関節で蛇口を締めます。

最近はセンサー式の蛇口が増えてきたので母には過ごしやすい環境です。

卵は汚い

汚い卵をそっと持つ

卵はお尻から出てくるので汚いものです。

なので、卵の殻を割った後は必ず手を洗います。

ゆで卵だろうが生卵だろうが私は卵を割らせてもらえませんでした。

動物は汚い

動物は汚いというのは感覚的にわかる人も多いと思います。

子供がいるとやたらと動物のいる場所に行くことが増えますよね。
しかし私の子供と母は動物のいる場所に一緒に行ったことがありません。

鳥の糞に気を付ける

道路には鳥の糞、もしくは鳥の糞の乾いたような跡などがあります。
なんだかよくわからない黒いあとがあります。

外を歩くときはそれらを踏まないように目を凝らし歩きます。

鳥は頭上も飛んでいるので鳥が頭上を通過するときは鳥の糞が落ちてこないように細心の注意を払います。

家の中 あるある

聖域の我が家

他人の目がない家の中では潔癖症に対する歯止めが効かなくなります。

帰宅後は足を洗う

外から帰ってきたらまず風呂場に直行し足を洗わされました。

すぐ風呂に入ろう・入れようとする

汚い空間に入った時の対処法は
1、手を洗う、足を洗うです。
それでもダメな場合は着替えをします。
それでもダメな場合は、風呂に入らされます。

風呂に入って出てきて、なんか汚いところに触れたりしたら風呂上りでももう一度風呂に入らされました。

つま先立ちの多用

家の中をつま先立ちで移動す潔癖症の女性

家の中や家の外、靴を脱いで汚いと思われるところを歩くとき、自分の家の中で自分の足が汚れているときはつま先立ちで移動します。

忍者のようでした。

トイレットペーパーは事前に折ったもの使う

殆どの方には予想もつかないでしょうが、トイレットペーパーは四角い形に折ったものを使いました。
トイレという空間に入った時点で手は汚れています。
その手でトイレットペーパーをちぎるとロールに残ったトイレットペーパーは汚れると考えます。

なのでトイレットペーパーを折ったものを事前に用意しトイレのトイレットペーパーの上に置いておきます。

私も子供のころ頃はトイレットペーパー折をさせられました。

「ちょっと足りなくなってきたから折っておいて。」
「えーやだよ遊びたいよ。」
「じゃあ2ロールでいいからさ。」
「やったー。」

そんな光景が毎日のように繰り返されていました。

汚いものが落ちた場所は徹底的にきれいにする

床を拭く潔癖症

汚いと思われるものが落ちたところは徹底的に拭きます。

それでも気が済まない時、カーペットの上に落ちたのであれば、そこを切り取ります。

それでも気が済まない時、そこを踏んではいけない場所にし、半年から一年くらい、要は気が済んだらまた歩いていい場所にします。
それまでの間はキッチンペパーをテープで床に留めて場所がわかるようにします

洗濯は部位ごとに分けて行う

潔癖症なので洗濯は部位ごとに行う

パンツは汚いものです。パンツとシャツを一緒に洗濯機で洗うと、シャツが汚れて意味がありません。

なので洗濯機はパンツで一回、シャツで一回。ズボンで一回とやたらと選択します。

ものを極力浮かそうとする

自分の家の中でもモノを床に置きたくないので、小さいものであれば紙コップの上に置いてありました。

潔癖症が生活を支配する

生活を支配する強力な潔癖症

ゴミ箱には近づかない

ゴミ箱はとても汚い場所です。

ゴミは2m位離れた場所から投げ入れるのが基本です。
扉を押さなければいけないゴミ箱しかない時は他のごみ箱を探します。

人を家に入れない

人は汚いものなので、家に入れません。
子供のころ一度も友達を家に呼んだことがありませんでした。

水道が詰まっても人を家に入れたくないので自分で直そうとします。
息子の私ですら入ることはできません。

宅配便の人にドアノブを触られたくないので宅配便は使いません。
私もお中元などの贈り物は送らなくていいと言われています。

郵便受けに勝手に入れてくれるサイズならOKです。

ひたすら物を拭く

物を拭く潔癖症

汚いと思ったところをやたらと拭きます。

私が実家に帰るとまずスマホを充電部分だろうが何だろうがウェットティッシュで拭こうとします。

一日中手を洗っている

ひどい時には一日に6時間以上手を洗っていたのではないでしょうか?

汚れの程度によって私も、水洗い・石鹸洗い・2度洗い・3度洗いと指示されました。

手はガサガサ

手ばかり洗っているので手はガサガサになります。

汚い手で触ったものは拭く、捨てる

汚いとされる手で何かを触るとそれは浄化が必要です。

拭く場合もありますし、気になったらどんどん捨てます。

外出できなくなる

一日中洗濯をする潔癖症の女性

一日中、手を洗ったりどこかを拭いたりと、潔癖症になるとやらなければいけないことが増えてしまいます。

忙しすぎて外出ができなくなります。

小学生時代、毎日の買い物は私の仕事でした。

スーパーのおばちゃんにも顔を覚えられます。
「お母さん毎日何しているの?」
と聞かれたことがありましたが手を洗っていると答えることもできずに、「テレビを見ています」と答えました。

近いと触れたは同じ

汚いものの近くを通過したときに、

「今 触ったんじゃないの?」
と母は聞いてきます。

私は触ってないと言ってももう遅いのです。

汚いものの近くを手が通過したら、もうその手は汚れたのです。

触れてなければ石鹸洗い一回、 触れたのなら3回くらいの手洗いを要求してきます。

病院は汚い

病院には黴菌がたくさんありますからたとえ歯医者であっても汚い場所となります。

しかも小さな病院だと靴を脱いで上がらなければいけません。

病院に行くときは靴を脱ぐ必要があるのか事前に確認をし、捨ててもいい靴で行きます。

昔 母は精神病院に潔癖症を直すために通っていましたが、病院が汚いということで辞めてしまいました。

消耗品の使用量が多い

潔癖症が良く使う消耗品

やたらと物を拭きますが、一度使った物は汚いので再利用しません。

手を拭くときはティッシュ。
物を拭くときはキッチンタオル
特に汚いものはキッチンタオルを割りばしで挟んで拭きます。

やたらとゴミを出す生活です。

水道料金が異常に高い

やたらと水を使う生活をしているので水道料がかかります。

4人家族でひと月5,6千円の水道料金ですが母の場合3万円近く払っています。

潔癖症の症状は30年の間に変わったのか

上にあげた症状は30年の間、常に出ていたわけではありません。

強弱があります。
強くこだわる時期とそうでない時期があります。

ただし無くなりはしません。

気にはなるけど家に帰って洗えばいい時もあれば、
汚いから絶対に近づかないという時もあります。

私が小学生の頃は母は朝から晩まで家にこもって手を洗い拭き掃除をしていました。

何故そんなことができるのかというと、お金があったのだと思います。
金持ちではなくそういうことをできるだけの生活費があったのです。

中学生になるとそんなことを言ってられなくなったのでしょう。母は働きに出ます。

すると潔癖症どころではなくなり、ダメだったことが受け入れられるようになります。

私が社会人になり家を出ると手がかからなくなり、また症状が悪化します。

私が大人になり一度だけ、
「直しに病院に行ってはどうか?
病院の中ではなく病院の外でカウンセリングしてくれるところがある。
残りの人生をそのまま過ごすのか?」

といったことがあります。

母は拒否しました。

母には自分のエネルギーを注げるものが必要でそれがもしかしたら潔癖症なのかもしれない、私はそんな気がしてなりません。

潔癖症が進んでいくと最終的に世の中のすべてを拒絶していくことになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました