「読んでよかった」 古典的名著リスト おすすめの20冊

古典的な名著 おすすめの本

「長い間読み継がれている古典的な名著が読みたい。」
「古典はいろいろあるけど名著といえるのはどの本なの?」

この記事は古典的な名著にはどんな本があるか知りたい人に向けて書いています。

読んでよかったと思える古典的な本を20冊紹介します。
20年以上前に書かれた本を対象にしています。

新しい本は殆ど1年もたつと忘れ去られますが、古典は10年、100年たっても読み継がれています。
古典として残っているのはそれだけの力がある本なのです。

現代人に取ってはどうしても読みずらい場合や量が多く読むのが大変な本にはおすすめの入門書も合わせて紹介しています。

哲学・思想

哲学・思想は今に通じる古典がたくさんあります。

何故なら人間の悩みや苦しみはいつの時代も同じなのです。

時の試練に耐えた先人たちからの贈り物を味わってみましょう。

幸福について―人生論― アルトゥール・ショーペンハウアー

ドイツの哲学者 ショーペンハウアー(ショーペンハウエル)が1851年に書いたものです。
ショーペンハウアーはインド哲学も研究していました。

人生をどう生きるかの指針が書いてあります。

自分がとらわれている価値観、大事に思っていることや不安なことをひっくり返してくれる本です。

理解が難しい仏教思想やのちに述べる中国の老荘思想に通じるものがあるのでそれらのエッセンスも同時に得ることができます。

愛するということ エーリッヒ・フロム

 

愛は技術であり、学ぶことができる――
私たち現代人は、愛に渇えつつも、現実にはエネルギーの大半を、
成功、威信、金、権力といった目標のために費やし、
愛する技術を学ぼうとはしない。

愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、
愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
Amazonより

ドイツの心理学者、哲学者 エーリッヒフロムが書いた1956年発行の本です。
アマゾンで170個ものレビューがありながら星4.3個の高評価を得ています。(2019/12/31時点)

この本を読むことで学校や親は教えてくれない愛について学ぶことができます。
それだけでなく人間社会についての鋭い分析が胸に刺さります。

多くの人が頭に浮かべるような愛はこの本では「未成熟な愛」として語られます。

「俺ってそこそこしっかりしているんだぜ。」と思っている人でも自分がいかに未熟であるか気づかされると思います。

荘子

 

一切をあるがままに受け入れるところに真の自由が成立すると説く『荘子』は、今から約二千三百年前の中国で成立した古典である。禅の成立に大きな役割を果たしたほか、西行や芭蕉、鴎外・漱石から湯川秀樹に至るまで、多くの人々に影響を与え続けている。

中国において孔子の教えと双璧をなす老荘思想。

孔子の論語が高みを目指す優等生のための本なら荘子(そうじと読みます)は優等生を冷ややかな目で見るひねくれものでしょうか?

ただし唯のひねくれものではありません。

荘子が目指すのは真理への到達。

荘子を読むことで徹底した俯瞰が得られます。

この中公クラシックス版は読みやすいですが、予備知識がないと難しいと思います。まずは初心者向けの本 100分de名著 荘子で荘子のエッセンスを理解しましょう。

ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン プラトーン著

その否定的対話によって、既存の社会体制、道徳、宗教を盲信する保守的な人々から糾弾され、不当な死刑に処せられたソークラテースが、法廷で自己の所信を力強く表明する『ソークラテースの弁明』、脱獄のすすめを退け、国法を守って平常心のまま死を迎える彼が、法と正義について弟子と対話する『クリトーン』、毒薬をあおって刑死する彼の最期を語る『パイドーン』を収録する。
アマゾン ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン (新潮文庫)商品説明より

無知の知で有名なソクラテスの本で、弟子のプラトンが書いた本です。
紀元前400年頃に書かれた本が現代に伝わっているのです。
今は2018年ですから、約2420年間にわたり伝えられ続けられているのです。

この調子でいくと、更に1000年くらいは読まれ続けられそうな本ですよね。
必読の書といってよいでしょう

入門書はソクラテス (岩波新書)

形而上学 アリストテレス著

哲学のもっとも根本的な問題の探求をめぐるアリストテレス(前384‐322)の一群の論文を集録した書。千数百年にわたって西洋の世界観に決定的な影響を与えたばかりでなく、西洋哲学の多くの基本概念を生み出した著作で、ここに示される問題分析の態度や発展流動する弁証法的思考方法は永久に研究者の模範となるものである。
アマゾン 形而上学〈上〉 (岩波文庫)より

ソクラテスの弟子の弟子の弟子であるアリストテレスが書いた本です。

なんですかこの膨大な影響力は。

実際読んでみると、非常に難しいです。
途中で、というかすぐに挫折しました。

まずは入門書の方がいいと思いました。

この入門書を読んでわかったのはアリストテレスには膨大な数の著書があるということです。

論理学や知について、自然、天体、魂に動物🐎、そして形而上学。

この入門書でもアリストテレスが考えたことに幅広く書かれており形而上学についても触れられています。

形のある物質的なものを示すのが”形而下”という言葉であるのに対し、
”形而上”というのは非物質的な原理という意味です。

しかしこの入門書を読んだ限りでは形而上学というものは抽象的で、自分の生活とあまり関連付けることができませんでした。

パンセ パスカル著

近代科学史に不滅の業績をあげた不世出の天才パスカルが、その厳正繊細な批判精神によって、人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、真の人間幸福の問題を追及した『パンセ』は、時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録である。パスカル研究の最高権威による全訳。
アマゾン パンセ (中公文庫) より

流体中に加わる圧力に関するパスカルの原理は学校で習った人も多いと思います。
そのパスカルの本です。

私を含む初心者にとってはパンセの本は、読みにくいです。
私も本を手に取ってみてみた感想は「なんじゃこりゃ。」😲でした。
文というよりも、メモ書きの乱立でとても挑戦する気にはなれませんでした。

まずは、
パスカル『パンセ』を楽しむ 名句案内40章 (講談社学術文庫)で名著といわれるエッセンスを感じてください。

ツァラトゥストラ 二ーチェ

ニーチェのメジャーな本です。

例えば、「一番辛いことって何だろう?、それを良くするにはどうしたらいいのだろう?」そんなことを考えたのがニーチェです。

哲学書の入門書として14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキストを読んで西洋哲学はお腹いっぱいの状態なので、この本は今のところ買うつもりはありません。

永遠平和のために カント

世界の恒久的平和はいかにしてもたらされるべきか。カント(1724‐1804)は、常備軍の全廃、諸国家の民主化、国際連合の創設などの具体的提起を行ない、さらに人類の最高善=永遠平和の実現が決して空論にとどまらぬ根拠を明らかにして、人間ひとりひとりに平和への努力を厳粛に義務づける。あらためて熟読されるべき平和論の古典。永遠平和のために (岩波文庫)

この手の哲学書を理解するには、哲学がたどった全体的な考えた経緯を把握する必要があります。
カント、ニーチェ、ヘーゲルといった哲学者たちも先人の考えをもとに思考を繰り広げたからです。

その全体像を把握するには14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキストはおすすめです。

論語

生活や仕事上の逆境に立ったとき、自分が揺るがないように心の置き場所がつくられている。二千五百年の知恵という宝刀が手に入ることは心強い。

古代中国の大古典「四書」のひとつで、孔子とその弟子たちの言行を集録したもの。人間として守るべきまた行うべき、しごく当り前のことが簡潔な言葉で記されている。長年にわたって親しまれてきた岩波文庫版『論語』がさらに読みやすくなった改訂新版。
アマゾン 論語 (岩波文庫 青202-1) 商品紹介より

しかしこの本は現代人には非常に読みにくいです。
よほど強い意志がないと読み切れません。

まずは、
現代語訳 論語 (岩波現代文庫)のような本で内容を理解しましょう。

2500年に渡って万人に読まれてきたものだけに、立派な人になるために必要なことが書いてあります。

あまり真新しさは感じませんでした。

自分の心がよどんで来たら読んで欲しいです。

人として自分はどうなのかというのを見つめなおすのに効きます。

読んでいて意外だったのは、孔子は万人に対してやさしいわけではありません。

悪い奴、怠け者といった人たち小人と呼び、そういう人たちとは付き合うなとバッサリと切り捨てます。

人に容赦なく上下の優劣をつけています。

古典中の古典だけに、一度は読んでおきましょう。

共産党宣言 マルクス、エンゲルス著

共産主義とは何かを解き明かした本。
基本中の基本の本です。是非読みたいです。

自己啓発書

道は開ける D・カーネギー

1944年発行され世界で1500万部売れた本です。

誰しもが抱える「悩み」を解決するための名著です。

私も仕事で一杯一杯になった時に助けてもらいました。

思考は現実化する ナポレオン・ヒル著

 
1937年発行され世界で一億部売れた本です。

自分の目標を達成するための方法が書いてあります。

今日、多くの成功をつかむための自己啓発書が発行されていますが、そのほとんどがこの本で述べられていることのアレンジです。

成功哲学の基礎がこの一冊にぎゅっと詰まっている古典です。

ボリュームのある本なのでまんがで納得 ナポレオン・ヒル 思考は現実化するでそのエッセンスを読むだけでも勉強になります。

経済学

金持ち父さん 貧乏父さん ロバート・キヨサキ著

 

2000年に初版が発行された本。
世界50か国以上で発行されたベストセラー本。

働く人なら必読の本でしょう。読み物としても面白いです。

普段意識もしていないですが私たちは資本主義という仕組みの中で生きています。

真面目に働くことはいいことですが、自分たちが暮らすその仕組みを知って働くのと知らずに働くのでは大きな違いがあります。
 
自分で言うのもなんですが真面目に生きてきた私ですがこの本を読んだときは衝撃的でした。

「どうして誰も教えてくれなかったのだろう。」
そう思いました。

この本に書かれていることを信仰する必要は全くないのですが、読んでおくべき本です。

資本論 マルクス、エンゲルス著

19世紀の半ばに出版された本だが、この200年の間に出た中で全世界に最も影響を本であることは間違いない。ひょっとしたら、悪影響なのかもしれないが、影響を与えたという事実は動かせない。
アマゾン 資本論 1 (岩波文庫 白 125-1) より

全部で9冊からなるシリーズです。
とても挑戦する気にはなりません。

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」、で手を打ちたいところです。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 マックス・ヴェーバー著

宗教がどのように資本主義を発展させてきたのかを研究した本です。
名著としてよく登場します。

経営

失敗の本質―日本軍の組織論的研究

名著として紹介されているこの本は、日本の敗戦の原因を研究した本です。

アマゾンでも350以上のカスタマーレビューがあるベストセラーです。
是非読んでみたいです。

ざっと、眺めてみるとわかるのですが、膨大な文字数で、軍事記録のような内容。
とても読み切る自信がありません。

その代わりに、
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマを読みました。

こちらは非常にわかりやすく、また勉強になりました。

日本軍の、日本企業の弱い点が書いてあり、それが自分にも当てはまるのですごくよくわかるのです。

この本では日本軍の方がアメリカ軍より考えが浅かった例が色々と指摘されています。

仕事にも参考になることがたくさん書いてあります。

これくらい深く考えられれば、周囲からは煙たがられそうですが、一目置かれることでしょう。

ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則

1995年に発行された本です。
特に長く続き特に成功している企業に関心のある人向けの本です。
シリーズのビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則とともに名著として多くの経営者がおすすめの本として紹介されています。

ビジョナリーカンパニーとは優秀な企業よりももっと優れた卓越して優秀な企業のことです。

優良企業と卓越した優良企業を比較し、卓越した優良企業は優良企業と何が違うのかを調査したシリーズです。

シリーズ第1巻の”時代を超える生存の法則”では、その違いが組織作りにあったと解明します。

その組織の作り方は決して複雑なものではなくシンプルなものばかりです。

なのでもしそれを自分たちの会社に取り込むことができればもできそうなものばかりです。

ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則

2001年に発行された本。シリーズ1の時代を超える生存の法則ではなくこちらの”2 -飛躍の法則”を名著として紹介する経営者も多いです。

卓越した企業は長い歴史を持ち、優良企業ではありましたが初めから”卓越した優良企業”だったわけではありません。

あるタイミングを境に卓越して優良な企業に飛躍していきます。

どうすれば卓越して優良な企業に飛躍することができるのかが学べる本です。

ビジネスの実用書

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

経営コンサルタントが顧客の経営状態を分析しレポートを書く。
このような時に使える手法を説明した本です。

相手に複雑なことを伝えるには、論理的な構造をしっかりと把握し、相手にもその構造を理解してもらうことが重要です。
物事を理解する力だけでなく今の時代の必須スキルであるコミュニケーション力が向上します。

ボリュームも多く難解な部分も多いです。
半分程度理解するだけでも意味があると思います。

知的生活の方法 渡部昇一著

 

時間に追われる現代人が、頭を活性化し、ユニークな発想を生み出すにはどうすればよいのか?
パソコン・スマホが普及するはるか以前、1976年に発行された本書ですが、そこには依然として「使える」ヒントが満載です。
多忙な日々でいかに自分の時間を作り、データを入手・整理し、それをオリジナルな発想にまで高めて行くのか──。
むしろ本書が提示するさまざまなヒントは、情報氾濫の時代である現代にこそ、ますます有効なものになっています。
ビジネスにも、またプライヴェートの充実のためにも必読の、現代人のための永遠のロングセラーです。

アマゾン 知的生活の方法 (講談社現代新書) 商品説明より

1976年に発売された本です。
思考術的な本でしょうか、長く読まれ続けてきた古典といってよさそうです。

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